ゼロエネルギー住宅(ZEH)
省エネを進め、さらにエネルギーを創り出す家
ゼロエネルギー住宅(ZEH)とは断熱性能の高い家とエネルギー効率の高い設備機器で省エネを進め、使用するエネルギーの全体の量を小さくします。
さらに家でエネルギーを創り出し、小さくなった使用エネルギー分を補うことで、エネルギーの収支をプラスマイナスゼロにする。これがZEHの基本的なしくみです。
ZEHには ・性能の高い断熱 ・省エネ機器の導入 ・太陽の光や熱、風を考慮した設計 が必要です。
ZEHは、4つの要件を満たすことが必要!
セロエネルギー住宅をつくるには消費するエネルギーよりも家庭で創るエネルギーの方が多い必要があります。
①強化外皮基準のクリア
②一次エネルギー消費量をH25基準より20%以上削減
③太陽光発電システム
④家庭で使うエネルギーから100%以上削減
創るエネルギーは地域や条件によっても変わってきます。まずは、パッシブデザインを重視した住宅を!
断熱材
断熱材は、種類により同じ厚さでも断熱性能が変わります。
断熱材は、素材によって耐久性、施工性、吸湿性、不燃性、安全性、環境負荷レベルなどがそれぞれ異なります。
適材適所な断熱材を選び、正しい施工を行うことで家の性能を向上させることができます。
サッシ
サッシの建材トップランナー制度でさらに高性能に!
2014年11月に建材トップランナー制度の対象となる熱損失防止建築材料として、新たに窓(サッシと複層ガラス)を追加されました。
目標年度は2022年度。それまでに複層ガラスで約7%の性能向上、サッシは出荷量の多い引き違い窓で約15%の性能改善の達成を求められています。